
赤ちゃんと一緒に楽しめるベビーヨガ
日本でのヨガブームはそのまま定着し、今ではさまざまなスタイルを持つようになりました。しかし、ベビーヨガがある事はあまり知られていないようです。ここではこのベビーヨガについてご紹介します。どんなポーズがあるのか、どんなやり方や効果があるのか、いつからできるのかといった気になる部分をピックアップしました。
ベビーヨガとは?
ヨガはさまざまなスタイルがありますが、ベビーヨガは「ママさんと一緒に」行うヨガです。具体的に言うと、赤ちゃんと触れ合いながらママさんと赤ちゃんが一緒のポーズをとるといった内容です。産後のママ専用のヨガもありますが、ベビーヨガは赤ちゃんとの結びつきを重視して、何よりも「触れ合い」を大切にしています。もちろん効果も期待できますので、赤ちゃんとママさんが元気で毎日笑顔で過ごせるように取り入れてみてはいかがでしょうか。もちろんパパさんの参加も大歓迎です。家族で一緒に行うと楽しさが増す事は間違いありません。
では、ベビーヨガはいつから始める事ができるかと言いますと、実は1か月検診を終了した頃から始められます。首がすわっていなくて怖いと感じるママさんも多いと思いますが、ベビーヨガは首がすわっていない赤ちゃんでもできるポーズがあるのです。
ベビーヨガの効果
赤ちゃんにもたらす効果としては、寝つきが良くなったり筋力がついたりということです。心身のバランスが良くなりますので赤ちゃんもストレスを解消できるのです。一般のヨガも自律神経を整えてリラックスさせてくれますが、ベビーヨガも同様に赤ちゃんにリラックス効果を与えます。しかし、1番はママさんやパパさんとの触れ合いが赤ちゃんに良い影響を与え、愛を感じる時間にもなるはずです。
また、今はベビーヨガ教室も増えていますので、教室の利用を考えたいママさんは赤ちゃんの月齢を事前に伝えて相談して下さい。ベビーヨガの最中は赤ちゃんの様子を良く観察しながら行うので、赤ちゃんの機嫌や感じている事が良く分かるようになります。産後のダイエットにも良いですし、赤ちゃんと触れ合う事で愛情ホルモンの分泌が良くなり、心の安定にも繋がりますよ。
首がすわる前の代表的なポーズ
ベビーヨガは首がすわった後はさまざまなポーズがあります。ここでは首がすわる前とすわった後に行う代表的なポーズを紹介しますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。まずは首がすわる前のポーズ紹介です。
- ・赤ちゃんを仰向けで寝かせ、ママさんが赤ちゃんの両腕を持つ
- ・赤ちゃんの胸の前に両手合わせゆっくり開く
- ・それを数回繰り返す
要は赤ちゃんの腕を開いたり閉じたりするポーズです。このポーズはとても簡単で負荷もかかりません。赤ちゃんの肺を広げる様なイメージで、ゆっくり両腕を開いて下さい。ただし、力を入れ過ぎたり、急いで行わないように注意して下さい。赤ちゃんの表情をしっかり観察しながら優しくゆっくりポーズをとる事が大事です。
首がすわった後の代表的なポーズ
次は首がすわった後の代表的なポーズです。これも赤ちゃんの表情をよく観察しながらゆっくり行って下さい。
- ・ママさんは体育座りをして、自分の足の甲に赤ちゃんを座らせる
- ・赤ちゃんの背中でママさんの手を組み、赤ちゃんをママさんの脚のすねに密着させる
- ・ママさんはそのまま足を上げ、背中をごろんと床につける
- ・自然に任せて元の姿勢に戻る
- ・それを数回繰り返す
ママさんが床に背中をつけた時、脚のすねに赤ちゃんが乗っている状態となります。このポーズは赤ちゃんがとても喜ぶポーズとなり、数回繰り返すことによりママさんには負荷がかかります。このポーズは産後で歪みが生じた骨盤を整えられ、赤ちゃんはバランス感覚が鍛えられる効果があります。このポーズのポイントは背骨を感じながら、だるまのようなイメージで自然と転がる事です。ベビーヨガのポーズをもっと覚えたい人は、ベビーヨガの本を1冊購入してみてはいかがでしょうか。
