高い運動効果が期待できる水中運動

高い運動効果が期待できる水中運動

有酸素運動として街中で始められるフィットネスと言えば、水中運動、つまりプールに通う事ですね。足腰に負担をかけなくても消費カロリーが多いといったメリットもある為、水中運動でダイエットをする人も多いのです。

水中運動とは?

水中運動と言ってもその内容は色々あります。まずはスイミングです。これは単純に泳ぎをマスターするものです。元々泳ぎが得意な人なら25メートルを泳ぎきる事が可能かも知れませんが、正しいフォームや息つぎ方法を覚えないと25メートルを泳ぎきる事はできません。水泳は肩や腰に負担をかけずに消費カロリーを高める事もできますし、肩こりや腰痛緩和にも良いのです。
スイミングの他、水中エクササイズやウォーキングなどもあり、無理なく進められる水中ウォーキングは高齢者にも人気がある水中運動となっています。

スイミングの効果は本当に高い?

運動効果が高いと言われるスイミングですが、他のフィットネスと比べるとどのくらいの差があるのでしょうか。厚生労働省が発表している運動強度の「メッツ」を見てみると、軽いジョギングで「6メッツ」、ランニングでは「8メッツ」となり、スイミングはランニング同様の「8メッツ」となります(メッツとは、運動の強度を数値化した単位です)。こう見てもスイミングはランニングと同様、高い運動量である事がわかります。

Women’s Health 公式HPへ 「Women’s Healthは、フィットネスと中心に、フード、ファッション、ビューティ、ウェルネス、ダイエットなどの情報を発信している、フィットネス&ライフスタイルメディアです。」

また、泳ぎ方によっても運動量が変わりますので、高い運動量を好む人は泳法を選ぶようにしましょう。ちなみに、ゆっくりめのクロールで8メッツ、平泳ぎで10メッツ、バタフライ、早めのクロールで11メッツになります。

水中エクササイズはなぜ効果的?

スイミングと同様に、水中エクササイズも高い運動効果を得る事ができます。水中では浮力と抵抗がありますが、浮力によって体重は通常の1/10となり、体への負担が大きく軽減します。その為、膝や他関節に負担をかけずにエクササイズを行う事が可能となります。そして水の抵抗は空気の800倍の密度を持ち、陸上で行う運動よりもはるかに多くのエネルギーを使う事になります。また、水圧により肺の容量が少なくなり、腹式呼吸を促されますので心肺機能が高まり腹筋もついてきます。水中エクササイズは、この浮力と抵抗を上手く利用して高い運動効果を得ることができる為、女性にとても人気なダイエットになります。
また、一般的なプールの水温は約30℃前後であり、体温より低いです。その為長時間プールに入っていると体から体温が奪われていきますが、体は体温の低下を防ごうとして血管を収縮したり、心臓の動きを活発にしたりと機能を働かせます。その結果、新陳代謝が高まり、より多くのエネルギーを消費するようになるのです。

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